締め切りは9月9日(米国時間)です。
宇宙飛行士用の時計として有名なのは、1969年にアポロ11号が月面着陸したときにも使われていた、オメガの「スピードマスター・クロノグラフ」。当時の最先端のテクノロジーで作られた時計で、2014年夏には着陸45周年を記念したモデルが発売されました。
時代は変わって、NASAはスマートウォッチを導入する準備を進めています。さすがに独自のハードウェアまでは作らないようですが、宇宙飛行士が国際宇宙ステーションで使うためのスマートウォッチ用のアプリを募集しています。
概要はFreelancerに掲載されています。企業コンペではなく公募なので、誰でも応募できますよ。賞金は1,500ドル(18万6000円)と、はっきり言ってそんなに多くないんですが、採用されれば一生自慢できるかも?
提出が必要なのは、アプリケーションのユーザーインターフェイスを説明した画像ファイルで、完成したアプリは必要はありません。求められる機能は、宇宙飛行士が効率的で安全に仕事をするためのもの。通信状態や安全の確認、タスク管理など、これまでタブレットやノートパソコンでしていたことを、スマートウォッチでもできるようにしたいとのことです。
テスト用に指定されているハードウェアはサムスンのGear 2なので、どうやらNASAはAndroidのスマートウォッチを採用するつもりのようですね。
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source: Freelancer via Bloomberg
(高橋ミレイ)