待ってました!
あのQWERTY配列のハードウェアキーボードに根強いファンがいるというBlackBerry。全面がタッチスクリーンというデザインのスマートフォンに、すっかりシェアを奪われ、会社存亡の危機にさらされているとも伝えられてきました。でも、Android陣営に仲間入りすれば、スマホで復活を遂げる道だって開かれるのでは?
そんな噂が何度もささやかれてきましたよね。そして、とうとうBlackBerry初のAndroidスマートフォンとなる「BlackBerry Venice」の最新リーク画像が姿を現わしましたよ。これまでTwitterを中心に数多くの信頼できるリークを流してきた@evleaksことEvan Blass氏が、今年11月に発売を控えたBlackBerry Veniceとみられる新デバイスの情報を入手して発信しています。
これまで予想されていたとおり、BlackBerry Veniceは、通常はタッチスクリーンのみで使用するものの、文字入力が必要になると、本体下部がスライドして定番のキーボードが出現するデザインを採用。やや従来のBlackBerryよりはキータッチが浅いようで、どこまで旧BlackBerryユーザーを満足させられるかは疑問ですが、両手の親指でスムーズなタイピング入力は行なえそうです。
なお、もしも今回のリーク画像が本物であれば、サムスンの「Galaxy Note Edge」や「Galaxy S6 Edge」などに似た側面のカーブデザインが認められます。さらに、各メーカーがOSに独自のカスタマイズを施すアプローチとは距離を置き、限りなく素のままのAndroid OSが搭載される可能性も高いようですね。どんな仕上がりで発売されるのか、正式なリリースが待ち遠しいものです……。
source: @evleaks
Leah Becerra - Gizmodo US[原文]
(湯木進悟)