宮沢りえがアート作品に!? 気鋭の現代美術家とコラボ | ニコニコニュース

宮沢りえが飾るファストファッションブランド「SENSE OF PLACE by URBAN RESEARCH」の2015年秋冬ビジュアルイメージ
オリコン

 女優の宮沢りえ(42)が、アーバンリサーチが手がけるファストファッションブランド「SENSE OF PLACE by URBAN RESEARCH」の最新イメージビジュアルに登場する。米ニューヨークを拠点に活躍する、気鋭の現代美術家・INA JANG(イナ・ジャン)氏が撮影を担当し、70年代風のレトロな秋冬アイテムに身を包んだ宮沢が、まるで現代アート作品のようにユーモアたっぷりに映し出される。

【写真】画用紙や鏡を使ったユニークな撮影風景

 宮沢がイメージビジュアルに登場するのは、春夏に続き2度目。前回は写真とイラストを組み合わせ、素肌にGジャンやトレンチコート姿でくわえタバコをする宮沢をモード感たっぷりに表現していた。今回はアパレル企業の広告としてはめずらしく、現代美術家をフォトグラファーとして抜てき。“anonymous=匿名”という今テーマを、シンプルながら芸術性溢れるビジュアルで表している。

 撮影には、切り抜いた画用紙や鏡などのアイテムを使い、何度も試行錯誤を重ねながら実施。INA氏は「ナイス!」「ビューティフル!」を連発しながら、ロングシルエットのワンピースやオーバーサイズのガウンコートなど、70年代風フォークロアファッションの宮沢にカメラを向け続けた。言葉の壁を越え、互いに意思疎通をはかりながら撮影は円滑に進んだという。

 撮影を終えた宮沢は、充実感に満ちた表情で「(INA氏は)作品に対する思いを内に秘めながら、相手に対しては優しくソフトに対応してくれるので、撮影中はとても幸せな時間を過ごすことができました」。INA氏も「宮沢さんを撮影するのはとてもエキサイティングでした。本当に素晴らしいコラボレーションができたと感じています」と興奮気味に撮影を振り返った。

 2015年秋冬のイメージビジュアルは、21日より展開。