故ロビン・ウィリアムズの妻スーザン・シュナイダーが、住宅ローンを支払うお金がないと訴えているようだ。
昨年8月にカリフォルニア州にある自宅で自殺を図ったロビンと、それまで3年間の結婚生活を送ってきたスーザンは、その600万ドル(約7億4600万円)相当の家にこれ以上住むための支払いが出来ないとして裁判所に書類を提出したという。ロビンが残した遺言書には、スーザンは生涯その家に暮らすことができ、そのための資金を一生に渡って受け取ることが出来ると記されていたが、遺産としてこの家とともに残された金額に対して不満を持っているとゴシップウェブサイトTMZ.comが入手した法的書類には記されているようだ。
さらにスーザンは誰も遺産分与額に合意していないため、ロビンの死後、家のために一切のお金を受け取っていないと訴えているという。
しかしその一方で、ロビンの3人の子どもたち――ゼルダ、ザック、コーディーは、スーザンが不平等な収益を得ようとしており、さらには子どもたちに託されたはずの遺産すら奪おうとしていると考えている。そのため3人の弁護士団は8月14日(金)、裁判所に対してスーザンの訴えを却下するように申し立てを行った。
子ども3人は、スーザンがその家に引き続き暮らすことには合意しているものの、家の中にあるロビンが子ども達のために残した価値のある家宝や思い出の品々をもスーザンが金銭目的で保持していると訴えており、ニューヨーク・デイリー・ニュースが入手した3人の法的書類には「原告は受託者たちの最終決断の受け入れを拒否し、ウィリアムズ家の子ども達に属した個人的な持ち物まで不法で所持し続けています」「原告はウィリアム氏の子ども達に与えられた遺産において、自身の信託財産の分与を増やそうと試みているのです」という弁護士団の訴えが記載されている。