副社長、600億円で自社株購入 ソフトバンクグループ孫氏の後継
ソフトバンクグループは19日、ニケシュ・アローラ副社長(47)が個人として、約600億円分の同社普通株を市場で購入すると発表した。19日の終値で単純計算すると、発行済み株式総数の約0・7%に当たる。孫正義社長(58)から事実上、後継指名されたナンバー2として、長期的に経営に関わる意思を示した形だ。
昨年9月に入社したアローラ氏は同社株を保有してこなかったが「ソフトバンクグループの将来性に賭け、決断した。人生に再度大きなリスクを背負うが、孫氏と緊密に連携していきたい」との談話を発表した。
株式は今後6カ月間にわたって買い付ける。