Let's Party!衝撃のコラボが実現した舞台「戦国BASARA vs Devil May Cry」のゲネプロ鑑賞レポートをお届け | ニコニコニュース
2015年8月20日から8月30日までの11日間,アイア2.5シアタートーキョーで舞台「戦国BASARA vs Devil May Cry」の公演が行われている。 本公演は,カプコンの人気タイトル「戦国BASARA」と「Devil May Cry」が衝撃のコラボをしたもので,伊達政宗や真田幸村など人気武将と,悪魔狩人のダンテが舞台上で共演し,激しいアクションを繰り広げる内容となっている。ちなみに,Devil May Cryはこれが初の舞台化だ。 本稿では,初日の公演前に行われたゲネプロ(通し稽古)の模様をネタバレにならないよう1幕だけ取り上げてレポートしていこう。
ダンテ役の鈴木拡樹さんは「稽古が始まったのが暑くなり始めた時期で,我々は夏をこの作品に捧げてきました。戦国BASARAがちょうど10周年,来年はDevil May Cryが15周年ですので,良い舞台になるようお祭り騒ぎで頑張っていきたいと思います。」と意気込みを語っていた。 伊達政宗役の山口大地さんは「Devil May Cryのメンバーたちが登場することによって,今まで様々な戦場を乗り越えてきた戦国BASARAメンバーたちがさらに成長します。ここにはここにしかない物語がありますので,それを目撃してください。」と,舞台の魅力を紹介していた。
キャスト陣に続いて原作監修の小林裕幸氏が「ここで言わないと言う機会がないと思うので。」と,舞台の世界観や設定について説明してくれた。戦国BASARA vs Devil May Cryは,「戦国BASARA4」の世界観で設定がされているとのこと。Devil May Cryは,最新作「Devil May Cry4 スペシャルエディション」の衣装を使用し,黒騎士はオリジナルキャラなのでDevil May Cryの世界観で衣装が作られている。話の内容は,ゲームと若干パラレルになってしまうが「Devil May Cry3」と「Devil May Cry1」の間ぐらいを想定しながら設定を作っているとのこと。
<キャスト一覧>
鈴木拡樹(ダンテ) 山口大地(伊達政宗) 南羽翔平(バージル) 松村龍之介(真田幸村)
伊阪達也(前田慶次)
桜田航成(浅井長政) 小谷嘉一(毛利元就)
柴 小聖(レディ)
階戸瑠李(トリッシュ)
谷口賢志(明智光秀)
吉田友一(黒騎士)
<あらすじ>
謎の遺跡に現れたという悪魔を追って、『Devil May Cry』のダンテ、レディ、トリッシュとバージルは群雄割拠の戦国時代へ。 そこで伊達政宗や真田幸村など、『戦国BASARA』の武将達と出会うことに。 果たして日ノ本を舞台にどんな物語が待っているのか… いよいよゲネプロがスタートすると,目の前に現れたのはゲームで見たことのあるDevil May Cryの風景だった。机に足を投げ出し,ピザを食べるダンテは原作そのもので,ゲームをプレイしたことがある人なら思わずにやにやしてしまうだろう。本舞台ではこのように,完全オリジナルのストーリーだが,原作を再現しているシーンが多く存在する。
そして,一番の見どころは何と言ってもアクションシーンだろう。戦国BASARAではお馴染みの殺陣だが,そこにDevil May Cryのキャラクターたちも入り乱れてのスタイリッシュなアクションシーンは圧巻だ。原作ゲームの技を再現したアクションを繰り出すのはもちろん,それをド派手に演出する背景のスクリーン映像などは制作陣のこだわりが感じられる。それに,伊達政宗vs.ダンテや,真田幸村vs.バージルというありえない組み合わせのバトルが見れるのもこの舞台の魅力だろう。
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