【ワシントン共同】人類は他の動物を過剰に殺し続ける「スーパー捕食者」だとする分析結果を、カナダ・ビクトリア大の研究チームが米科学誌サイエンス電子版に20日発表した。

 特に漁業と狩猟の分野でこの特徴が際立っていると指摘。小さく弱い獲物を狙って狩りをするライオンやサメなど他の捕食者と異なり、人類は繁殖期にあるおとなの獲物を狙う傾向が他の捕食者に比べて格段に高く、このままでは生態系に大きな悪影響を及ぼすとチームは警告している。

 チームは世界の陸や海にすむ2125種の動物の捕食パターンを比較分析。

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