アイドルグループのももいろクローバーZが21日、NHKの情報番組『あさイチ』に登場。アイドルの枠を超えたパフォーマンスにかけるそれぞれの思いや、高城れにによる今後の意外な願望が飛び出した。
昨年、NHKの紅白歌合戦を控える中、内村光良を中心としたNHKのコント番組『LIFE！～人生に捧げるコント～』に出演、ネタとして伝授された歌舞伎スタイルを本番で披露。また、ある時は覆面姿でプロレスのリングに乱入、悪役レスラーさながらのダーティーファイトを見せるなど、従来のアイドルイメージの枠を超えた、思い切りのいいパフォーマンスを行うことで注目を浴びたももいろクローバーZ。
あーりんこと佐々木彩夏は、「『えっ？かわいいアイドルになるんじゃないの？』とギャップを感じていて、最初は嫌だったんです。でもあきらめちゃって…今は楽しくて、自分からできるようになりました」と、当初はグループの方向性に抵抗感を持っていたことを告白。
一方、高城れには「最年長なんでキツいと思われがちなんですが、自分ではまだまだいけると思っているし、このままももクロというものを墓場まで持っていくつもりなので」と、その意気込みをしっかりとアピール。リーダーの百田夏菜子も「ずっと長くやっていける女性のグループでいたい、結婚しても」と語る。その言葉を受け、高城は「最年長的には、最初に結婚しておきたいと思うんですけどね」と続く。
デビュー当時、メンバーはまだ中学生。夏休みを利用し全国24ヵ所、104公演を行ったという。パフォーマンス中の機材トラブルや、目立たない場所での公演など、逆境に立たされた下積み時代を百田は「アウェイが得意なので、（近くを訪れた人が）立ち止まるようみんなで頑張っていました」と、グループとしての意志の強さを語る。そんな過去を高城は「楽しかった。もう一回やりたいくらい」と振り返ると、佐々木が「じゃあ高城さん、一人で車を運転してツアーする？」とツッコミを入れ、笑いを誘った。