DIYにも程がある。
ブラジルのサンパウロに住むRicardo Azevedoさんは、ガソリンの値段の高さに困っていました。そこで、「金はないけど技術はある!」と自作したのが、水を燃料にするオートバイ。参考にしたのは、彼の息子が持っていた化学の本でした。
Brazilian builds water-powered motorbike
燃料の水はバッテリーの電気で水素と酸素に分解されます。そこで発生した水素ガスが、エンジンに動力を供給するという仕組みです。技術自体は前からあるものですが、今の時代は、ここまでの物を個人で作れるって考えると、なかなかすごい話。
1リットルで最大500km走れるそうです。本当かな? という程の燃費の良さですね。しかも燃料補給は川から水をくむだけなのでタダですし、排出するのは水だけなので環境への負荷もかかりません。
source: Reuters
(高橋ミレイ)