堺正章と前妻の岡田美里を親に持つ堺小春が22日、都内で行われた舞台『転校生』公開ゲネプロ後の囲み取材に出席。約8年ぶりの再デビューに向けた意気込みを語った。
【写真】オーディションで選ばれたフレッシュな若手女優21人と本広克行監督
2004年に「栗原小春」の芸名でミュージカル『アニー』に主演。華々しくデビューするも、07年にNHKドラマに出演したのを最後に芸能活動から遠ざかっていた。
『転校生』は「若手女優発掘プロジェクト」と題して、出演者全員が公募オーディションによって選出。応募のきっかけについて堺は「舞台を観に行った時に、たまたまオーディションのチラシが入っていて、締め切りの3日前くらいに『あっ、受けなきゃな』って思った瞬間があった」と説明。
21人の若手女優で臨む同作について「21人のキャラクターと本広(克行)さんの小ネタなど見どころが満載なので、お客さん一人ひとりが違った感想を持っていただけたらうれしいです」と意気込みを語った。
父・堺正章との関係について「普段、連絡を取るのはご飯を食べに行く時くらい」と明かしたが、舞台稽古中は頻繁に連絡を取ったそう。「すごいお父さんからメールが来る。『もうすぐ小屋入りです』って打ったら『稽古で苦しみ、本番で楽しむ、です』って(返信が)来て。そんなこと言われたの初めてだった」とうれしそうに口にした。
「この舞台、星3つです!!」と父の言葉を使って明るくアピールした小春だが、今後については「この舞台から再デビューできたのはすごくいいきっかけ。これを機に、21世紀を羽ばたく女優さんになれたらいいなっていうのはあります」と力強く宣言していた。
そのほか、逢沢凛、秋月三佳、芦那すみれ、生田輝、石山蓮華、石渡愛、伊藤優衣、伊藤沙莉、今泉玲奈、折舘早紀、川面千晶、坂倉花奈、桜井美南、清水葉月、多賀麻美、永山香月、藤松祥子、南佳奈、森郁月、吉田圭織、本広監督も出席した。
同作品は、東京・Zeppブルーシアター六本木できょう22日から9月6日まで上演。