バイオリンなどの弦楽器は演奏する姿も美しいもの。オーケストラなどの合奏中では、弓の動きを見ておくことで、他の奏者の目印にもなります。
カナダ在住のアーティストであるスティーブン・オーランド氏が撮影した、演奏中の写真が美しいと話題になっています。LEDライトを付けた弓と、長時間露光の撮影によってユニークな写真ができあがりました。
バイオリン奏者・ビオラ奏者・チェロ奏者にそれぞれ光る弓を渡して、演奏してもらった写真は非常に興味深い作品になっています。中でも、ビオラ奏者とチェロ奏者は、有名なバッハの無伴奏チェロ組曲第1番を演奏しています。
これまで、テニスやスキーなど、スポーツ選手をこの手法で撮ることが多かったスティーブン・オーランド氏。演奏中の動きを「見える化」したこれらの写真は貴重に思えます。ほかの楽器の動きもぜひ見てみたいものです!