twitterのドラマライブ中継…叫びすぎ!思わず見たくなる名言ツィート | ニコニコニュース

twitterのドラマライブ中継…叫びすぎ!思わず見たくなる名言ツィート
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言いたいことを気軽に、簡単な操作で投稿できて、それをリアルタイムで沢山の友達と共有できるTwitterは、FacebookやInstagramなどのSNSとくらべても、圧倒的にテレビと相性の良いSNSと言えます。

また、私もテレビが大好きで、テレビ番組の実況を一緒にする、仲良しの友達同士でLINEグループを作ったこともありましたが、なかなかメンバーがオンラインになって揃っていることが少なく、徐々に消滅……。

その点、Twitterは同じテレビを見ている人がフォロワーの中に一人はいたり、ハッシュタグでつながりあうことができたり、常に「誰かと一緒に見ている」感覚を与えてくれます。

「Twitterで盛り上がる!」ドラマとは?

そんな私たちの習慣を知ってか知らずか、今回の夏ドラマは「Twitterで盛り上がる」作品が沢山。そんな夏ドラマをはじめとして、最近Twitterで盛り上がりを見せたドラマを並べてみると、ある程度共通点が見えてくるかもしれません。

ネタになる系

Twitterでよく話題になるのがこのケース。「デスノート」(日テレ系)の第一話でも1時間ひっきりなしに笑いのネタを呟く人が多数いました。

次回予告の魅上「キラがFランの大学生だったなんて!!しかもドルオタだぁ!?崇拝してた僕がバカみたいじゃないかあああああああああああああ!!!!よって削除ォォオォオォォォォォッ!!!!!!!!!!」wwwwwwwwwwwwwwww #NTV #デスノート #DEATHNOTE

— 岡田真一 (@aitjogatj) 2015, 8月 16

例えば、主人公である月の原作とは全く違う設定に、「原作で超秀才だった月がドルヲタとかやばいwww」というツイートや、「月が英和辞典でデスノートの使い方読んでるwww」などのツイートは、私のTwitterのタイムラインでもたくさん見かけました……!

悶えさせる系

女子が大好きなのが、このケース。

去年の冬に放送されていた「きょうは会社休みます。」(日テレ系)では、イケメンの壁ドンに女子が絶叫の嵐……! 一人でキュンキュンするドラマを見ていると、そのキュンキュンを誰かにわかって欲しくて呟く気持ちはとてもよくわかりますよね。

あ!まさか!?ここから!?あの!?有名な!?壁ドン!? #きょうは会社休みます

— 【海】ほた/しげ(ほたかに) (@htrv6_s) 2015, 2月 28

さらに、「悶えさせる系ドラマ」はイケメンや美女で恋愛ドラマをつくるだけではなく、“青春”をテーマとしたドラマであることも。この夏放送されている「恋仲」(フジテレビ系)の第一話では、その“青春の甘酸っぱさ”に多くのオトナ達が悶えているのを見ました……。

語らせる系

「僕は〇〇だと思った」「あの時の〇〇ちゃんの台詞、私の昔の体験を思い出させてくれて、心に刺さる」など、自分の意見や考えをついついツイートしたくなってしまう状況をつくるのが、「語らせる系ドラマ」と言えるでしょう。

今年の1月から3月まで放送された「問題のあるレストラン」(フジテレビ系)では、毎回台詞や展開にTwitterで反応する人が多かった印象があります。様々なアプローチがあるものの“語らせる余地”を残すのは難しいですが、印象に一番残るのはこのケースかもしれません。

「Twitterバズドラマ」は人気ドラマになったのか!?

では、そんなTwitterで「バズったドラマ」は人気ドラマになったのか。残念なことに、そうは言い切ることができなさそうなのです。

自分の中で勝手に生まれる期待に苦しむこともある。それは進む道を改めるサインだと思った。千佳ちゃんの言葉は深い。#問題のあるレストラン #雨木千佳 #松岡茉優 #期待 #ドラマ https://t.co/yhwfPJ9gMD

— あおい (@Aoi03201999) 2015, 8月 7

Twitterで大人気になった「デスノート」は初回は視聴率が16.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)と高視聴率を誇ったものの、第二回で12.3%と大幅下落。「私の周りもみんな見ていた!」と思っていた「恋仲」は初回でさえ9.8%となりました。

Twitterを利用している層である若者は人口が少ないため、視聴率がそのまま反映されることは少ないのか……。とすれば、視聴率を取るためには、高齢層向けの「医療系ドラマ」「刑事ドラマ」をやることが正義なのでしょうか。

Twitterを入り口にしたドラマに期待!

ドラマに関するツイートをして、一番嬉しく感じることは、「ツイートを見て、私もテレビつけたよ!」と言われること。自分が番組を見るきっかけになれた時です。

先ほども述べたとおり、Twitterは、番組の視聴率を継続的に上げる力はないかもしれません。やっぱり視聴率を支えるのは今も、番組の「面白さ」です。しかし、Twitterはドラマを見る「きっかけ」をつくるのは得意なSNSだと言えると思います。

「ネタにしてもらう」「悶えさせる」「語らせる」という選択肢の他にも、Twitterで盛り上がらせる方法はまだまだありそう。Twitter世代である女子大生の私としては、Twitterをうまく活用してくれるドラマがもっと出てきてほしいと思っています。

若い層を、Twitterをきっかけに取り込みながら、魅力的なストーリーでそのままトリコにしてしまうようなドラマの登場に期待したいですね!

(文:松田涼花)