【特集】ゲームでイライラする10の要素 | ニコニコニュース

皆さんは、ゲームを遊んでいてイライラする場面に遭遇した事はありませんか?同じ失敗を何度も繰り返したり、理不尽なトラップに引っかかったり、対戦ゲームで同じプレイヤーに連続で倒されたりすると、どうしてもストレスフルになってしまうものです。

【大きい画像を見る】【特集】ゲームでイライラする10の要素

そこで今回編集部は、日々のゲームプレイにおいて、ゲーマーがイライラしている10の要素を寄せ集めてみました。最後のページに、怒れるゲーマー度を計測できるチェックシートも用意したので、10の要素のうち、何個共感できたか確認してみましょう!

◆ゲーム終了時のドキッとするメッセージ

「今までのデータは失われます。本当によろしいですか?」オートセーブ機能を搭載しているゲームを終了する際、プレイヤーに注意を促すために、このようなメッセージが表示される事があります。しかし、「今まで」とは一体いつの事なのでしょうか?ミッション終了後にセーブされるタイプや、一定時間ごとにセーブされるタイプ、プレイヤーが行動する度にセーブされるタイプなど、ゲームによってオートセーブのタイミングが異なるため、プレイヤーは「本当にゲームを終了して良いのか?」という不安に駆られ、結局手動でセーブを行う事になるのです。また、ゲーム初心者の中には、今までプレイしてきた全てのデータが失われると読み違えてしまう人も……。

「○○月○○日○○時○○分にオートセーブを行いました。それ以降のデータはセーブされていませんが、本当にゲームを終了してもよろしいですか?」というメッセージに統一すれば勘違いを起こさないと思います。

◆前後にドアがあるエレベーター

前後にドアがあるエレベーターは、階層によって両方のドアからも出入りができるようになっている便利なものですが、対戦型FPSをはじめとしたゲームの世界においては鬼門で、このエレベーターに乗ったら最後、どちらのドアが開くのかわからなくなるのです!「おかしいな……このエレベーターまだ開かないのかよ」と待っている内に、背後から敵プレイヤーに襲われることも……。『バトルフィールド4』にいたっては、操作盤にどちらのドアが開くのかも表示されないので、敵プレイヤーに倒されながらドアの開閉位置を覚えるしかありません。

◆過疎化したオンラインモードの実績/トロフィー

目標を達成することで報酬として得られる実績/トロフィーは、ゲームを楽しむ上で欠かせないやり込み要素のひとつ。ただ、オンラインモードの実績/トロフィーは、ユーザーに長時間プレイしてもらうために入手難易度が高く設定されている事があり、中には敵プレイヤーと談合をしないと入手できない理不尽なものもあるため、コンプリートを目指すとなると相当な労力がかかります。

それならまだしも、オンライン接続人数が少ない、オンラインサービス自体が終了しているゲームタイトルの実績/トロフィーをコンプリートするのは不可能です。せめて、オンラインサービス終了時には自動的に実績/トロフィーを解除してほしいものです。

◆スキップできないムービーシーン

ゲーム本編に挿入されているムービーシーンは、既に1週目をクリアしていたり、ストーリーに興味がなかったりするプレイヤーにとっては、とっとと飛ばしておきたいものです。しかし、ムービーシーンが多いゲームの中には、スキップ機能を搭載していないものがあります。せっかく作ったんだからストーリーを何度も楽しんで欲しいという制作者側の意図があるのか、あるいは単純にスキップ機能を付け忘れたのか……いずれにせよ。そういうムービーシーンに出くわしたら、プレイヤーはスマホを弄るか、そこらへんにある漫画を読むだけですよ!

あと、ゲーム起動時に流れるデモとオープニングデモが同じだと、なんだか損した気持ちになります……。

◆意味深な無意味シーン

RPGの熟練プレイヤーなら、ストーリーの展開やメンバーの能力値を総合的に見て、どのキャラクターがいつ裏切るのか、いつ殺されるのか、あるいは、いつパワーアップするのかを予測できてしまうものです。ゲーム序盤から高い能力・スキルを持つメンバーは、中盤に差し掛かるところで殺される事が多く、逆に、物語の鍵を握る重要人物なのに、能力値が低いメンバーは、何らかの試練を達成する事でパワーアップするパターンもあります。そして、ズームアップされたメンバーの意味ありげな表情や沈黙のシーンがあれば「コイツ裏切りそうだから、そろそろ主要メンバーから外しておくか」と考えるはず。

しかし、ゲームの中には、納期に間に合わせるため重要なシーンを省いたり、風呂敷を広げすぎて伏線が回収できなかったり、追加コンテンツに収録しようと思ったけど大人の事情で実現できなかったりと、あらゆる要因のせいで「意味深な無意味シーン」が誕生し、多くのプレイヤーを困惑させているのです。あのシーンは一体なんだったんでしょうかね?

◆ゲームに登場するムズカシイ固有名詞

物語の世界観を深めるために登場する固有名詞は、ゲームにとって毒にも薬にもなる要素。物語の鍵となるものにカッコイイ名前を付けたり、過去に起きた戦争に印象的な名前を付けたりすると、ゲームの世界設定やストーリー、キャラクター同士の関係が覚えやすくなります。しかし、その分量を間違えると、キャラクターのセリフの意味すら理解できなくなる弊害が生じ、ひいてはストーリー無視でゲームを進めてしまうプレイヤーが現れる事も……。

何も超大作RPGの事ばかりではありません。MMORPGやMOBAをはじめとしたオンラインゲームにも専門用語が多数存在し、さらにユーザーが考えたゲームのスラングも日々乱造されているのです。他のプレイヤーと会話をする度に、攻略wikiで言葉の意味について調べないといけないのは、人によっては苦痛かもしれません……。

◆押し間違えてしまう海外仕様の操作設定

○ボタンは決定、×ボタンはキャンセル……日本国内でPlayStationプラットフォームを楽しんでいるユーザーなら当たり前のことですが、北米地域のPlayStationプラットフォームでは、○ボタンがキャンセルで、×ボタンが決定に設定されています。そのため、海外版のゲームソフトをプレイすると、北米地域の設定がそのまま反映されてしまい、ユーザーは○ボタンと×ボタンを押し間違えてイライラする事になるのです。

操作設定といえば、カメラの仕様が変更できないゲームもイライラしますね。スティックを右に傾けると画面が左に、スティックを上に傾けると画面が下に……左右上下が反転している操作設定は人によっては不快に感じるかもしれません。

◆安直なリブート作のゲームタイトル

近年、歴代の名作シリーズに新風を巻き起こすために、キャラクターや物語、ゲームシステムを刷新し、第1作目のゲームタイトルと同じ名前にする作品があります。制作者側の意図はわからないでもないのですが、消費者側としては第1作目が欲しくて通販サイトで検索しようとすると最新のリブート作がヒットしてしまい、煩わしく感じます。

あと、日常生活で使われるような言葉をゲームタイトルにしてしまうと、検索エンジンでなかなかヒットしません……。

◆プレイを強いられるミニゲーム

本編の寄り道として気軽に楽しめるミニゲームは、本来プレイヤーに気分転換をしてもらうために組み込まれたものです。しかし、その中には、クリアしないと本編が進められない強制的なミニゲームが存在します。今まで何不自由なくプレイしていたのに、激しい動きのアクションゲームや、頭を使うパズルゲーム、複雑なルールのカードゲームなどを強制的にやらされると辟易してしまいます。

また、クリアする事でキャラクターの能力が上がるミニゲームもやらされている感がありますね。

◆頻繁に求められるQTE

QTE(Quick Time Event)は、ゲーム本編のカットシーン中、瞬時にボタン入力が求められる強制イベント。ダイナミックなアクションがワンボタンで表現できたり、緊迫したシーンでより緊張感を持たせたりと、プレイヤーの没入感を高める効果がある……と言われています。しかし、何度もQTEが求められるシーンでは、ボタン入力を迅速に行うために画面のみに集中してしまい、キャラクター同士の会話内容が頭に入ってこないという弊害が生じます。さらに、高い難易度のQTEイベントは、何度も失敗しながらボタンを押すタイミングを覚えないといけないため、その内「今俺って何のゲームしてるんだっけ?」というネガティブ思考に陥ってしまうのです。

最近では、そんなユーザーの声に応えたのか、QTEをオフに設定できるゲームもあるようですが……。

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【怒れるゲーマー度チェックシート】


イライラする10の要素のうち、何個共感できたのかチェックしましょう!

■0個


たまには怒ることも必要なのかもしれません。

■1~2個


多少のイライラは笑って誤魔化せる紳士・淑女。

■3~4個


あなたは一般的なゲーマーです。

■5~7個


コントローラーを投げ付ける前に、気分転換でもしましょう。

■8~9個


まさに、あなたが怒れるゲーマーです。

■10個


さすがに怒りすぎです。寛大な心を持ちましょう。

さて、ゲーマーがイライラしている10の要素を一挙に紹介しましたが、いかがでしたか?筆者が最近イライラしているのは、オープンワールドゲームの日本語字幕です。激しいカーチェイスをしている時に、キャラクター同士の会話を読む事なんて出来ません……。「おい!なぜあの要素が入っていない!組織による圧力か!」とただならぬ怒りをぶつけたい人は、当記事のコメント欄で存分に語り尽くしちゃってください!【ほかの画像を見る】【特集】ゲームでイライラする10の要素