アニメ「プリパラ」のエンディングイラストの一部が謎修正 BPOに掲載された意見を受けて? | ニコニコニュース

「アニメキャラクターの少女たちが水着姿でポーズをとったり」と苦言を呈された
ねとらぼ

 アニメ「プリパラ」のエンディングイラストの一部が変更され話題になっています。変更されたのは8月22日に放送された58話から。前回までは登場キャラクターの北上そふぃの“肩ひもが片方だけの下着っぽいかっこう”でしたが、“肩ひもが片方だけの漁師っぽいかっこう”になぜか修正されています。

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 エンディングそのものではなく、そのシーンのみの唐突な変更に、視聴者からはBPO(放送倫理・番組向上機構)が掲載した“ある指摘”に原因があるのではないかとの声が。実はBPOは「2015年7月に視聴者から寄せられた意見」の青少年に関する意見として、「子ども向けアニメ番組のエンディングシーンで、アニメキャラクターの少女たちが水着姿でポーズをとったり、肩ひもが片方だけの格好になっていたりする。子ども向けアニメでこのようなシーンが必要なのだろうか。子どもを持つ親としては違和感がある。子どもを狙った犯罪も多い中、配慮に欠けているのではないか」との意見が寄せられていると紹介していました。今回の変更はこの指摘に配慮したのではないかと言うのです。

 BPOでは特定の作品名は明記されていませんが、「プリパラ」についての意見と推測できるため、制作者側がこの意見を反映したのはあきらか。修正されたイラストもなぜか水産用サロペットの肩ひもが片方外れており、その謎のこだわりと対応に視聴者からは「クールだね」「ロック」と評価が高かったようです。なお、次週は「水着回」だそうです……。

 「プリパラ」はタカラトミーアーツとシンソフィアが共同開発したアーケードゲームを原作としたテレビ東京系列で毎週土曜日10時から放送されているテレビアニメ。