赤外線、土星の雲も3Dかな(字余り)

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土星だってセルフィーにフィルターをかける時代です。

こちらの威厳漂う土星の画像、実は赤外線フィルターがかけられています。土星探査機カッシーニが撮影したこの画像、赤外線フィルターを通したことで土星の大気に存在する雲の様子がよりクリアーに見えるようになっています。

撮影で使われたフィルターはメタンによって反射される光の波長をよく感知するようになっています。土星の大気にはメタンはあまり多くは含まれていないのですが、雲が反射する光の量に影響を与える程度には存在しています。画像の中で暗くなっている部分は土星の雲の中でも高度が低いもの、明るい部分は高いものを示しています。

フィルターなしだとただの球体に見えるのが、これだと雲同士の上下関係が見えるわけですね。


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カッシーニはこの画像を150万キロ離れた地点から撮影したそうです。この画像における1ピクセルが実際の約90キロに相当するというから、土星の大きさが...わかる...ちょっとわかんないですねそう言われても。何にしても大きそうです!

とにかくこの画像によって土星の大気の縦の構造の理解できるとのこと。画像にフィルターをかけることでこんなに遠い星の立体構造についてわかるのはなるほどなぁと感心しちゃいますね...。

インスタグラムで私が肌荒れを隠すのにフィルターを使うのとはちが...ごほっごほっ。

フィルターって、素晴らしいですね。


source: NASA

Kiona Smith-Strickland - Gizmodo US[原文
(塚本 紺)