飛行機に乗るときに、預ける荷物の重さが計量されるのは当然ですが、なんと乗客の体重を測ることを発表した航空会社があるんです。一体何のため? 体重がどこかにメモされるの? もしかして体重によって料金が変わるの……?
女性にとっては聞き捨てならない、そんな体重計測のシステムは、一体何のために定められるのでしょうか。その新事実に迫ってみましょう。
■体重測定の方針を発表したのはウズベキスタン航空
米メディア『Haffington Post』の記事によると、乗客の体重測定を開始すると発表したのは、中央アジアを拠点とする大手航空会社のひとつ、ウズベキスタン航空。測定が行われるのはチェックインをした後で、出発ゲートの前に体重計が設置され、飛行機に搭乗する前にそこで体重計測をすることが求められるというものです。
気になる体重測定の理由ですが、それは運航の安全性を確保するため。確かに、預ける荷物と機内に持ち込める荷物には、大きさも重さも各航空会社ごとに細かく規定が設けられており、荷物と乗客の体重を合わせた総重量がどのくらいになるかで、飛行機の運航に影響があることは想像できます。
ただし、乗客一人ひとりの体重を測定するというのは、世界の中でも珍しい措置になるものとみられています。
■体重で航空運賃が決まるサモア航空
ウズベキスタン航空では、測定された体重は男性、女性、子どもといったカテゴリーごとに分類され、体重の数値についてはプライバシー保護されると発表しています。ただし、体重がある一定以上だった場合に超過料金が取られるのか、といった詳細には現段階では触れられておらず、実現するまでにはいまだ不明の点が多いのが実情です。
ちなみに、世界では乗客の体重によって航空運賃が変わるという、ユニークなシステムを採用している航空会社があります。そんな航空会社が、サモア航空。2013年から導入されたシステムで、体重と荷物を合わせた重さが何キログラムになるかによって航空運賃が決まります。
ウズベキスタン航空の体重測定のシステムについては、実現までには煮詰めなければならない詳細が多々ありそうですが、荷物の重量測定と同じように、乗客の体重測定も当たり前になる日がもしかしたら将来やってくるかもしれませんね。
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【参考】
※ Airline To Weigh Passengers Before Boarding, Travel Hits New Low – Huffington Post