柴咲コウ、2017年大河ドラマ主演に抜てき 戦国時代の女城主の生涯演じる | ニコニコニュース

2017年度の大河ドラマの主人公を演じることが発表された柴咲コウ (C)ORICON NewS inc.
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 NHKは25日、現在放送中の『花燃ゆ』(井上真央主演)、来年の『真田丸』(堺雅人主演)に続く2017年の大河ドラマが『おんな城主 直虎』に決まり、女優の柴咲コウが主演することを発表した。柴咲はNHKのドラマ初出演でいきなり看板番組の一つ、大河ドラマの初主演に抜てきされた。

 柴咲は「今回、初めて直虎を知ったんですが、これから彼女の魅力を模索して、つかんでいきたい。しなやかさと強さを併せ持った人物になると思うことで、そういう役で自分に声をかけていただけたのは喜ばしい。現代のヒントになるような教え、精神がつめ込まれたすてきな作品なると信じているし、それに対して尽力していきたいです」と意気込みを語った。

 戦国時代に男の名で家督を継いだ「おんな城主」がいた――。遠江(とおとうみ、静岡県西部)井伊家の当主、井伊直虎は、戦のたびに当主を殺され、ただひとり残された姫。「直虎」と勇ましい名を名乗って乱世に立ち向かった彼女の波瀾万丈な生涯を描く。

 彼女の原動力となったのは、幼いころに約束を交わした、いいなずけへの一途な愛。その生涯には、4人の男の存在があるとされ、柴咲は「ロマンス」要素にも期待を寄せた。

 制作統括の岡本幸江氏は、柴咲の起用について「虎のような強さと美しさを両方併せ持つ稀有な俳優。大河ドラマを舞台に生き生きと大暴れしてくださるでしょう」と期待を込めた。

 脚本は、『ごちそうさん』などの森下佳子氏が担当。17年1月から1年間の放送で、16年8月にクランクイン予定。

◇これまでの大河ドラマ

55作(2016年)『真田丸』/堺雅人(真田幸村)


54作:『花燃ゆ』/井上真央(久阪美和)
53作:『軍師官兵衛』/岡田准一(黒田官兵衛)
52作:『八重の桜』/綾瀬はるか(新島八重)
51作:『平清盛』/松山ケンイチ(平清盛)
50作:『江 ~姫たちの戦国~』/上野樹里(江)
49作:『龍馬伝』/福山雅治(坂本龍馬)
48作:『天地人』/妻夫木聡(直江兼続)
47作:『篤姫』/宮崎あおい(篤姫)
46作:『風林火山』/内野聖陽(山本勘助)
45作:『功名が辻』/仲間由紀恵(千代)、上川隆也(山内一豊)
44作:『義経』/滝沢秀明(源義経)
43作:『新選組!』/香取慎吾(近藤勇)
42作:『武蔵 MUSASHI』/市川海老蔵(宮本武蔵)
41作:『利家とまつ ~加賀百万石物語~』/唐沢寿明(前田利家)、松嶋菜々子(まつ)