働く女性がよく読んでいる雑誌は? 半数以上が買わないとの回答も | ニコニコニュース

働く女性がよく読んでいる雑誌は? 半数以上が買わないとの回答も
独女通信

書店やコンビニで気軽に手に取ることができる雑誌。話題のモデルや女優が表紙を飾り、季節感たっぷりで鮮度の高い情報が盛りだくさん。もはや付録というには申し訳ないほどの贅沢なグッズがついたものも。ついつい時間を忘れて、立ち読みしてしまう方も多いのではないでしょうか?

株式会社ネオマーケティングでは、20〜39歳の働く女性300人を対象に「働く女性のファッション事情」に関する調査を実施。

『あなたは毎月ファッション雑誌を購入していますか』という質問に、6割以上の女性が「購入しない」と回答ています。『あなたが雑誌を購入しない理由をお答えください』と尋ねたところ、「価格が高いから」「必要としていないから」という答えが多くみられました。

一方の、雑誌を購入している4割弱の女性に人気があるのはどんな雑誌なのでしょうか?

■ 20代は「MORE」「ViVi」、30代には「CLASSY.」が人気

『あなたが購入している雑誌をお答えください』という質問を投げかけたところ、20代女性は「MORE」「ViVi」が24.1%で同率1位、続いて「with」「sweet」「AneCan」「GINGER」が選ばれました。30代女性は「CLASSY.」が1位、「BAILA」「AneCan」「MORE」「GINGER」と続きました。

20代女性では、実年齢よりも少し上の年齢をターゲットにした雑誌を選ぶ傾向が見られました。「ちょっと大人向けの雑誌」を読むことで、自分の次のおしゃれを勉強する機会になっているのかもしれません。

■ 雑誌を選ぶ理由は「ファッションのジャンルが好き」が断トツ

『あなたが雑誌を選ぶ理由を教えてください』と聞いたところ、どちらの世代も約8割の女性が「ファッションのジャンルが好きだから」と回答。続いてどちらの世代でも「モデルさんが好きだから」「読み物が充実しているから」があげられました。

読む雑誌は20代、30代で変わりますが、雑誌を選ぶ理由が変わらないということは、好きなファッションのジャンルの方が変わると言うことかもしれません。

■ ファッションで一番大切にしたいのは「自分らしさ」

『あなたのファッションのモチベーションや意識していることを教えてください』と質問したところ、「自分らしさを出す」が全体の6割以上。また、「着心地の良さ」は20代より30代が上回り、「異性ウケの良さ」「彼(夫)の好み」は30代より20代が上回りました。

このことから、20代では異性目線でファッションを選び、30代では自分自身が楽しむためにファッションを選ぶ傾向があると言えます。

ファッション、メイク、ライフスタイルなど、最新の流行に手軽に触れることができる雑誌は、どの世代の女性にとっても楽しく刺激的な存在。そこから得られる情報を上手に取り入れつつ、流行に左右されない自分だけのスタイルを確立していくことが、素敵な女性に近づく一歩なのかもしれません。

<参考>


・ 株式会社ネオマーケティング調べ(実施期間:2015年6月25日〜2015年6月26日)
一都三県に住む20歳〜39歳の働く女性300人に聞いた「働く女性のファッション事情に関する調査」より