KDDIは25日、auショップとインターネットの両方で食品や雑貨を販売する「au WALLET Market」を開始しました。同社は、IoT(モノのインターネット)を活用したオリジナル雑貨の発売を計画しており、その第一弾として「傘立て(Umbrella stand)」と「ゴミ箱(Dust bin)」を発表しました。
傘立て(Umbrella stand)
KDDIが発売する傘立ては、出かける際に傘を持っていくべきかをLEDライトでユーザーにお知らせする機能を搭載しています。専用アプリ「Mono Manager」をインストールしたスマホが近づくと、降水確率によってLEDの色を変化させる仕組みで、スマホにも通知されるように設定されています。
通信方式はBluetoothを採用。サイズは190(H)×160(W)×160(D)mmとなっており、計8本までの傘を収納することができます。素材はプラスチック樹脂とポリストーンで、カラーはホワイトとグレーを用意しているとのことです。
ゴミ箱(Dust bin)
ゴミ箱もLEDライトを搭載しており、同専用アプリをインストールしたスマホが近づくとLEDが光り、ユーザーにゴミの収集予定の確認を促してくれます。
ゴミ箱の通信方式もBluetoothで、カラーはホワイトとグレーを用意。プラスチック樹脂を素材としており、サイズは300(H)×255(W)×255(D)mm。約11リットルの容量となっています。
傘立てとゴミ箱はともに、今年10月下旬の発売予定となっています。
本日からオープンされたau WALLET Marketでは、食品や雑貨のほかにも家電やアパレルの購入、各種チケットの手配などができるようになります。現時点では、東京都内の直営4店舗のauショップのみでのオープンとなっていますが、9月1日以降順次取扱店舗を拡大していく計画で、年内には全国のauショップでオープンされる予定です。
モバイルの売り上げが頭打ちの様相を呈する中、大手キャリア各社はモバイルを中心に手広く事業を展開する動きを見せており、収益機会の拡大を模索しているようです。
[KDDI]