みなさんは何かの拍子に昔の嫌な記憶が蘇ることはないだろうか。私はそんなことがしょっちゅうあり、その度にモヤモヤとした嫌な気分になる……。それをなんとかしたいと、「教えて!goo」を見ていたら、こんな質問があった。
質問者のdogspochiさんは、過去の嫌な思い出を何度も思い出すため、なかなか笑顔になれないそうだ。そこで、どうしたら笑って暮らせるのか知りたいと話す。
人それぞれ嫌な記憶の忘れ方があるようで、いろんなアドバイスが寄せられていた。その中から有効そうなものを拾ってみよう。
■方法その1:小さな幸せを探してみる
「誰もが、楽しく生活している訳ではない。妥協することが良いことではないが、ちょっとしたことでもハッピーと思えればきっといいことがある。例えば茶柱があった。好みのタイプの人が横に座ってくれた。電車やバスに座れたなど些細なことがうれしいのさ」(ms1964さん)
「自然とか世の中におもしろい物が結構あることがわかったので、楽しい事を増やせましたよ。いろんなものが顔に見える。野良猫かわいい。小鳥もかわいい。何の鳥かな? 雲がおもしろい形をしている。夜空はきれいだなと、他にも楽しみがあります。だから笑顔が絶えないですね」(kyo-moguさん)
と、日々の生活の中で目を凝らして小さな幸せを見つけ出すという人がいた。嫌な記憶から気をそらせるのと同時に、幸せになれるから一石二鳥といったところだろうか。
■方法その2:子どもや動物に癒される
「猫を飼うようになってから深夜に起きている(人間が)のが自分一人でも穏やかな笑顔になっていることが多いと感じます。動画サイトで猫見るのもいいですね」(cucumber-yさん)
「小さい子ども達のお相手をしていても、小さい子どもって……言う事も、やる事も笑えます。実家で飼っている母猫と5匹の子猫達の様子を見ていても、ほんわかして笑顔になりますね(´▽`)」(noname#159326さん)
というように、こちらも気を許せる人や動物に気をそらしてもらいつつ、癒されるというアイデアだ。では最後におすすめする方法だが……。
■方法その3:より不幸な状況を想像してみる
「仕事に着いたら、仕事がなかったら困ってたろうな、と思う。散歩して天気が良かったら、台風だった日のことを思い出す。(中略)…コップ半分の幸せだろうけど、この半分の水がない人もいるんです。あるだけ幸せです。もし、この水を分け合える大切な人がいたら、水でさえ美味しくなります」(noname#159516さん)
という、あえてネガティブな状況を想像して「現状の方がいくらかマシ!」と思うことでポジティブな気持ちに持っていくという意見もあった。
花守深雪(Hanamori Miyuki)