本当だとしたら地球あと1カ月の命ですよっ!
小惑星の衝突で地球が滅びる!との噂をNASAが一蹴、「絶対ありえない、ばかげてます」。
ネットを賑わしている「9月23日、地球に小惑星衝突の陰謀説」に対してNASAが公式文書を発表。「これらの日付に小惑星や他の天体が地球に衝突するという科学的根拠は、まったくありません」とNASA地球近傍天体部署のPaul Chodasさんが話しています。
では一体誰がこんな噂広めているんでしょう? 実はこの説、長い間出回っているものなんですが、この1、2カ月でまた注目を浴び始めたんです。これを盛り上げた張本人は、これまでもたくさんの政府陰謀説や地球滅亡説などの説を唱えることでビジネスをしているInfoWarsというサイト。「我々はただ、今まで言われたきたことに注目してみただけのことです」とInfoWarsのJohn Bowneさんはビデオの中で小惑星衝突説について語っています。ただ注目してみただけ! はぁそうですか。一体どんなことに注目したんでしょう?
● CERNの大型ハドロン衝突型加速器が再び稼働。ロゴが悪魔の番号666に似ている。これはゴーストバスターのような異世界への門を開くのではないか。
● アメリカが大規模軍事演習(ジェイド・ヘルム)をして衝突に備えている。カナダの軍隊も準備している。
● 大規模小売店がどんどん閉店している。閉店した店は、実は軍隊が利用しているとの噂がある。
● 「選ばれし者たちはどんどん地下へと消えている」。
● オバマ大統領が新世界秩序のためにローマ教皇と協力するようだ。
でもNASAの否定はこれらの陰謀説を信じている人にはまったく通じないようです。「もちろんNASAは否定するに決まってる。本当のことを言うわけがない。だってNASAは政府の傘下だからね」とBowneさんは語っています。
連邦政府関係機関がこんな陰謀説のためにデタラメだから!と文書を発表するなんて、結構びっくりですね。
image by buradaki
Kelsey Campbell-Dollaghan - Gizmodo US[原文]
(リョウコ)