発売が待ち遠しい!
手頃な価格でデザインを選べるのが楽しいスウォッチ。最近は、Apple Watchを「オモチャ」と発言したり、「One More Thing」を商標登録したりとなんだか話題ですが、スマートウォッチ市場に参入しています。でも、Apple WatchやAndroid Wearと勝負する気はなさそう。最初からオールインワンは視野に入れず、時計以外の機能は、それぞれの目的に合わせて最小限にしています。
たとえば、今年の春に発表された「Touch Zero One」はビーチバレーのプレイヤー向けに作られています。防水防塵機能や消費カロリーの測定はもちろん、腕からの衝撃を感知してスパイクの強さを測ったり、観客からの拍手の盛り上がりを測定します(これは、ちょっと謎機能ですが)。
22日にスイスの新聞のインタビューに答えた同社CEOのNick Hayek氏は、来年にリオデジャネイロで開催されるオリンピックに向けて、「Touch Zero Two」もリリースするとコメントしています。それに続いて、他のスポーツの種目ごとに最適化したシリーズも出していくそうです。「Zero Five、Zero Nineと出していきますよ」とコメントしているので、かなりのラインナップ数になりそうですね。
また、これとは別にNFC搭載で決済機能がついたスマートウォッチもリリースする予定だそうです。こちらはアウトドアよりも、街で買い物をするのが好きなユーザー向けのデザインになるかもしれません。
「Touch Zero One」の予定価格は135スイスフラン(約1万7300円)。スマートウォッチにしては手頃で、これなら用途に合わせて2〜3本ぐらい買ってもいいかな?と思えそうです。
(高橋ミレイ)