最強のエントリー一眼か。5軸手ぶれ補正を積んだ「E-M10 Mark II」

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さすがに補正効果は4段分とE-M5 Mark IIよりは効果を下げてきましたが、軽いし小さいし、活躍シーンは幅広そう。

マイクロフォーサーズイメージリーダーの1シリーズであるオリンパスOM-Dシリーズから、エントリー機の「E-M10 Mark II」が登場します。119.1×82.3×45.9mm、約396gとコンパクトだったE-M10と比べて、119.5×83.1×46.7mm、約390gと、わずかに大きく、そしてわずかに軽くなりました。

キーポイントはなんといっても上位機種譲りの5軸手ブレ補正でしょうね(E-M10は3軸手ぶれ補正)。E-M10 Mark IIならカメラを持ちながら平行動いた際の並シフトブレもカバーできます。マクロ撮影時や、動画撮影時にも効果アリでしょう。


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面白いのがAFターゲットパッド機能です。EVFをのぞいているとき、タッチパネル上で指を滑らすと、AFターゲットを移動させることができる機能になっています。今まで十字キーを何度も押して移動させていましたが、アレ、確かに苦痛なんですよね。

またマクロ撮影時にピント位置を微妙にずらしながら連続撮影、画像を重ねて被写界深度を深くするフォーカスブラケット機能も搭載します。お、4Kタイムラプス機能もありますね。

センサー(1605万画素Live MOSセンサー)と画像処理エンジン(TruePic VII)は従来どおり。撮影感度はISO200~25600です。ストロボ内蔵、Wi-Fi内蔵と、このあたりも旧モデルから引き継いでいる様子。

本体のみは8万7480円、14-42mm EZ レンズキットの価格は10万3680円と、他社のエントリー機、そしてPENシリーズと比べると割高感のあるプライスですけど、手ぶれ補正を重視する手持ち派にとっては高い価値があるモデルですね!


source: オリンパス

(武者良太)