日本生命が三井生命を買収検討 最大4千億円、首位奪還目指す
日本生命保険が、三井生命保険を3千億~4千億円で買収する検討に入ったことが26日、分かった。実現すれば明治生命保険と安田生命保険が合併した2004年以来の国内の大規模な業界再編となる。日生は15年3月期に戦後初めて、売上高に相当する保険料等収入で第一生命保険に抜かれ業界首位の座を失った。三井生命を傘下に収めトップ奪還を目指す。
日生は、銀行窓口などの販売を強化するため新ブランドの立ち上げを準備しており、三井生命は母体となる可能性がある。日生は相互会社のため、当面は株式会社の三井生命を子会社とする見込みだ。