MacRumorsによると、「iPhone 6s」のものとされるロジックボードとディスプレイなどの部品を実際に組み立て、起動させてみたという映像が公開されました。
問題の映像は下記動画ですが、実際に起動するものの、「iOS」がインストールされていない為か、一部部品が足りない為か、ディスプレイには歯車のアイコンが表示されるだけとなっています。
また、「iPhone 6s」のロジックボードの新たな写真も入手し、その写真からQualcommのRFトランシーバーチップ「WTR3925」が搭載されている事が分かり、「iPhone 6」に搭載されていた「WTR1625L」に比べると、製造プロセスが65nmから28nmに変更され、より電力効率が向上している他、全てのキャリアアグリゲーションの組み合わせをサポートしており、「iPhone 6」のように別途コンパニオンチップ(WFR1620)が必要なくなる事からロジックボードのスペースにも余裕が出来るそうです。
他にも、「A9」プロセッサの写真も公開されたものの、「A9」の文字が印字されていない事から量産試作品とみられており、「iPhone 6」の「A8」プロセッサに比べ、チップの大きさが一回り大きくなっている事が分かります。