NY株、一時390ドル超高 中国追加緩和で懸念後退
【ニューヨーク共同】25日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は大幅反発して一時、前日終値と比べた上げ幅が390ドルを超えた。中国が緊急の追加金融緩和を発表したことから、同国経済の先行きに対する懸念が後退し、買いが優勢となった。
午前10時現在は前日比281・47ドル高の1万6152・82ドルをつけた。ハイテク株主体のナスダック総合指数は112・70ポイント高の4638・95。
中国の対応策を投資家が評価した。前日までの5営業日続落で、下げ幅の合計が1600ドルを超え、割安感が強まった。欧州主要市場の株価が上昇したことも、買いの材料となった。