いや、冗談ではなく。
日本中が著作権でざわついている今日このごろですが、遠くプエルトリコでも知的財産権を巡る裁判がありました。
訴えを起こしたのは「チキンサンドのレシピ」を盗用されたという男性。なんでも、彼が以前働いていたレストランで開発した、新しいチキンサンドのレシピと「Pechu Chicken」というネーミングを会社に盗まれたとのこと。
勤務する会社で開発した技術などを巡る訴訟は日本でもありましたが、レシピの事例は聞いたことがないような…。元従業員の男性は、自分が新商品の開発に見合った利益をもらっていないと言い、会社に1,000万ドル(約12億円)の支払いを要求しました。
結果、訴えはあえなく却下されてしまいます。理由は、料理のレシピには知的財産権はないから。商標登録されていない商品名にもないのだそうです。
ちなみに知的財産権が認められるのは、文学作品、音楽作品、戯曲、振り付け、絵画やグラフィックもしくは彫刻などの作品、映画や視聴覚作品、録音、建築です。
Image by Joshua Resnick / shutterstock
source: FORTUNE
(高橋ミレイ)