さまざまな事情で学校に行けない、行きたくないという子どもは少なからずいます。2学期を目前にしたそんな子どもたちに向けて、鎌倉市図書館が発信したメッセージが話題になっています。
鎌倉市図書館はTwitterで「学校が始まるのが死ぬほどつらい子は、学校を休んで図書館へいらっしゃい。マンガもライトノベルもあるよ。一日いても誰も何も言わないよ。9月から学校へ行くくらいなら死んじゃおうと思ったら、逃げ場所に図書館も思い出してね」と子どもたちに語りかけるツイートを投稿。先日各所で報道されて話題になった「18歳以下の子どもの自殺が最も多いのは夏休み明けの9月1日」という調査結果を受けてのツイートのようで、親にも先生にも相談できず行き場所を失っている子どもたちに優しく呼びかける内容になっています。
「逃げてはいけない」でも「解決しよう」でもなく、ただ「図書館においで」とそのままの子どもを受け入れようとする姿勢に多くの人が感動。ツイートは1万回以上リツイートされ、「優しいメッセージ」「俺らのころにもこんなこと言ってくれる人がいたら」など多くのユーザーから賞賛の声が挙がっています。