米グーグルは26日(現地時間)、ゲーマー向けの新サービスとなる「YouTube Gaming」の提供を開始しました。
かねてより “今夏中” のサービスインが予告されていたYouTube Gamingでしたが(過去記事)、ついに本日より正式に利用可能となりました。既に専用アプリもGoogle Playストアを通じてダウンロードすることができます。
ただし、YouTube Gaming自体は世界中から利用可能になる一方で、専用アプリについては “現時点では米国および英国市場のみにおいて利用可能” とのことです。
なお、この新サービスおよび新アプリを通じて、ストリーミング配信されるゲームプレイ映像をリアルタイム、あるいは任意のタイミングで予め録画されたゲーム映像(動画)を視聴することが可能になるほか、登録したお気に入りのチャンネルから情報を随時受け取ったりと、“ゲームに特化した” 様々な機能を利用することが可能になります。
もちろん、自分自身がストリーミング配信する側に回ることも可能に。
また、既存のYouTubeとは大きく異なるUIを採用している点も大きな特徴の1つ。ゲーム毎に専用ページが設けられており、好みに沿った配信や動画を検索しやすいような造りとなっています。
既に世界最大手のゲーム配信サービスとしての地位を確立している「Twitch」の牙城を崩すべく生まれたYouTube Gamingですが、はたしてどれだけのユーザーを囲い込むことに成功するのでしょうか。
Twitchからユーザーを奪うとともに、潜在的な新規ユーザーをどれだけ “発掘” できるかが勝負の分かれ目となりそうです。