The Vergeは25日(現地時間)、「Galaxy Note5」の “スタイラスペン収納問題” に対して、韓国サムスンから公式な見解が発表されたことを報じています。
Galaxy Note5に付属の専用スタイラスペン「S-Pen」を “逆向きに収納してしまう(=ペン尻側から収納してしまう)” ことで、端末からS-Penが二度と取り出せなくなってしまう事態に陥る危険性に加え、運良く再度ペンを取り出すことができても、今度は端末側の「S-Pen検知機能」が機能しなくなる危険性の存在が数日前に報告されたことが、今回の騒動の発端となります。
その後、このスタイラスペン収納問題に対する公式な釈明に注目が集まっていましたが、今回サムスンが明らかにした見解は「説明書(ユーザーガイド)に記載されている指示に従い、注意して扱うことを強く推奨します」という、ある意味では非常に “事務的” なものとなりました。
スタイラスペン収納問題が発生する様子を捉えた検証映像
たしかにユーザーガイドには、S-Penを誤った方向に挿入した場合、端末およびS-Penが損傷する危険性があることは明記されています。
しかしながら、従来の「Galaxy Note」シリーズでは、S-Penを逆向きに挿入しようとした場合、挿入できないかあるいは通常よりも明らかに挿入し辛い構造となっていた点を踏まえると、Galaxy Note5はやや “不親切” な設計であると言えるかもしれません。
間違いの犯しやすさに対して、発生した場合のデメリットがあまりに大きすぎるようにも思えますが、いずれにせよ現状では、ユーザー側がペンを収納する際に注意を払うしか問題の回避方法はないようです。
[The Verge via Phone Arena]