【ニューヨーク時事】米南部バージニア州モネータ郊外の複合商業施設で26日朝(日本時間同日夜)、地元テレビ局WDBJ7のインタビューの生放送中、何者かが発砲し、同局によると、女性リポーター(24)と男性カメラマン(27)の2人が死亡した。銃撃犯とみられる男は車で逃走した末、警察に追い詰められ、銃で自殺を図った。
CNNテレビなどによれば、自殺を図ったのは元同局リポーターのベスター・フラナガン容疑者(41)。2人と面識があったとみられる。職場に恨みを持っていたとされる。
映像などによると、ショッピングモールが入った湖畔の施設でリポーターが女性をインタビュー中、8発の発砲音が響いた。悲鳴の中、カメラが揺れて地面に落下。その直後、スタジオで女性キャスターがぼうぜんとしている映像に切り替わった。カメラは落下直後、拳銃を構えた容疑者らしき人物の姿を捉えた。
また、容疑者が発砲の様子を自ら撮影したとみられる動画がツイッターに投稿された。その後、このツイッターのアカウントは凍結された。
インタビューを受けた女性も撃たれ、病院に運ばれた。女性は地元商工会議所のメンバー。