何だろ、もーのすごく退屈だとか?
子どもの寝かしつけに苦労している人には朗報です。感情や経験ではなく、学術の力で子どもを寝かしつける方法があります。「The Rabbit Who Wants to Fall Asleep(眠りにおちたいウサギさん)」という児童書は、子どもをリラックスさせる心理テクニックがみっちり詰め込まれており、読めば子どもがすぐ寝てしまうという、親にとっては魔法のような本なのです。
このウサギさんの本は、行動心理学者兼言語学者であるスウェーデンのCarl-Johan Forssen Ehrlnさんによる自己出版。26ページからなる本には、読み聞かせ中に頻繁に欠伸をすること、特定の言葉を強調すること、斜体の箇所はゆっくりと落ち着いたトーンで読むことなど、親への読み方指導もついています。ウサギさんの他にも、Uncle Yawn(あくびおじさん)やHeavy-Eyed Owl(まぶたが重いフクロウさん)などのサブキャラクターが登場し、ますます眠りを誘います。本にはイラストも挿入されていますが、絵を見せずストーリーを聞かせるだけの方が効果があり早く眠るとのこと。
本制作には3年半もの月日が費やされており、Ehrlnさんの子どもを惹きつつ寝かしつけるアイディアやテクニックが惜しげもなく詰め込まれています。本書はすでにベストセラーとなっており、続編を望む声も多くあがっているとか。
source: Amazon via Cool Hunting via The Telegraph
Andrew Liszewski - Gizmodo US[原文]
(そうこ)