Windows Phoneのファンたちは何年もの間、iPhoneやGalaxyと肩を並べられるような新たなフラグシップモデルの登場を心待ちにしていました。そんな中、マイクロソフトが10月に発表する予定だという新たなLumiaの情報が@evleaksによってリークされました。これにはファンたちも大興奮しているようです。
Evleaks(Evan Blass)さんが公開したのはプレス用にレンダリングされた画像だそうで、2台のLumiaハイエンドモデルとされるものが写っています。5.7インチのコードネーム「Cityman」ことLumia 950XL、そして5.2インチの「Talkman」です。共に2560 x 1440 OLEDディスプレイを持ち、CitymanはSnapdragon 810、Talkmanはそれよりも少しだけ遅いSnapdragon 808をプロセッサーとして搭載しています。
.@bdsams I see your Cityman, and raise you a Talkman (top to bottom) pic.twitter.com/u9rACR4CeX
— Evan Blass (@evleaks) 2015, 8月 27
そのほかの点ではリークされたスペックはどちらもほとんど変わらず、両方ともまさにハイエンドモデルといった感じ。RAMは3GB、ストレージは32GBでmicroSDスロットも備えています。Qiワイヤレス充電にも対応し、USB-Cポートを備えている他、Windows 10の顔認識機能に対応した赤外線虹彩スキャナーもついています。
ノキア時代のLumiaブランドは、カメラの性能で有名でしたが、それはマイクロソフトとなった今でも引き継がれるようです。両機種ともに背面は20MPで、前面のカメラは5MPのセンサーとなっています。さらに、両機種ともカメラ部分が本体から突起していることから、センサーが大きく、レンズがワイドなのではとみられており、このことからもカメラの性能にはかなり良いのではと期待されています。
デザインの面でも、Lumiaおなじみの、角が丸みを帯びたカラフルなポリカーボネートシェルに包まれています。これまでのLumiaのデザインや質感が好きなら(どれも金属製ではないスマホにしては驚くほど高級感がありました)、きっとこの新たなモデルも気に入るんじゃないかと思います。Lumiaがマイクロソフトのものになったからと言って、Surface的なモノを期待するとちょっと違うかも。
もちろんこれはただのリーク画像で確かなことは何も言えませんが、それでも新たなLumiaのハイエンド機となると興奮しちゃいますね。Evleaksはこれまで、信用度の高いリーク情報を流していることで知られていますし、プレス用の画像とされる今回のものもこれまでの同デバイスとされるものと合致しています。
もちろん、Windows 10がどんな感じでこれらのデバイスで動くのか、とか、知りたい点はまだまだあります。でも今わかるのは、マイクロソフトがこれからのWindows Phoneをもう一度面白くしてくれそうだということ。正式な発表が待ちきれません。
Chris Mills - Gizmodo US[原文]
(abcxyz)