United States Computer Emergency Readiness Team (US-CERT)は8月27日(米国時間)、「Mozilla Releases Security Updates for Firefox」において、FirefoxおよびFirefox ESRのセキュリティ修正版が公開されたことを伝えるとともに、ユーザに対して必要に応じてアップデートを適用するように呼びかけた。

提供が開始された修正版のバージョンは次のとおり。

・Firefox 40.0.3
・Firefox ESR 38.2.1

今回修正対象の脆弱性はクリティカルと位置づけられており、遠隔からの攻撃によって影響を受けたシステムの制御権が乗っ取られる危険性があるとされている。United States Computer Emergency Readiness Teamではセキュリティアドバイザリ(Firefox 40.0.3、Firefox 38.2.1)をチェックするとともに、必要に応じてアップデートを適用することを推奨している。

(後藤大地)