ダイヤル式の電話を見ることはとんとなくなりましたが、それでもあの、クルクルと回してからダイヤルが元の位置まで戻るのを待つ(急いでるときには困るけど)優雅な感覚は忘れがたいもの。最近目にするのはプッシュトーン式の電話やタッチスクリーン式のスマホばかりでなんだか寂しい…。
ポーランドのエンジニア、Paweł Zadrożniakさんが作っちゃったのは、そんなあなたもきっと満足する、スマホ用ダイヤルです。
このデバイスはNordic Semiconductor nRF51422チップ(NRF51 DKボード)をベースにしています。これはBluetoothキーボードとして認識されるため、追加でアプリをインストールする必要はありません。必要なのはBluetooth 4.0 Low Energy(BLE)をサポートするスマホだけ。
ファームウェアはSDKのHIDキーボード参考例に変更を加えたもの、だから回転式のダイヤル機能を追加するのには1時間半しかかからなかった。ボードは3Vのボタン電池で動くようになっているけど、僕は大きく平たい4.5Vバッテリーにつなげたよ。だって小さなボタン電池じゃヒップスターさが足りないからね!
自分でも作ってみたくなっちゃった方は、Zadrożniakさんがソースコードを提供されていますので、そちらを参考に作ってみるとよいでしょう。
これがあったとしても友達の携帯番号覚えてないから、(そこからワンタップで電話がかけられる)スマホのアドレス帳を見ながらダイヤルすることになりそうだけど…
source: Silent's Homepage, MAKE
Annalee Newitz - Gizmodo US[原文]
(abcxyz)