米IBMはこのほど、OpenStackをベースとしたIBMのプライベートサービス「Blue Box Cloud」が、世界中のSoftLayerクラウド・データセンターから利用できるようになったと発表した。
Blue Box Cloudはホストおよびオンプレミスの両方で稼働可能なプライベート・クラウドで、それぞれOpenStackの専用ハードウェアで稼働する。
同社は、Blue Boxの買収から90日以内にBlue Box Cloud Dedicatedの「Private Cloud As a Service」をより幅広いOpenStackベースのソリューションに統合した。
利用者は、専有サーバで提供されるOpenStackによるオープンソースをベースとしたプライベート・クラウドのメリットを享受できるという。
また、希望の地域にあるデータセンターからOpenStackのインフラを購入でき、SoftLayerの世界中のデータセンター内のデータを分離し、待ち時間を低減し、エンドユーザー向けにアプリケーションのパフォーマンスを向上することが可能になる。