安蘭けい「今回は本当に難しい」 “孤独な女性”役に苦戦 | ニコニコニュース

役作りに「苦戦をしている」と明かした安蘭けい (C)ORICON NewS inc.
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 女優の安蘭けいが8月31日、都内で行われたミュージカル『CHESS』公開けいこ後に報道陣の囲み取材に応じた。今作で、ハンガリー動乱によって親を亡くした孤独な女性・フローレンスを挑戦するが、役作りに「苦戦をしている」と明かした。

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 同作品は、1972年に世界チャンピオンとなった天才チェスプレイヤーのボビー・フィッシャーや、彼と関わった人物をモデルとして、旧ソビエト連邦とアメリカとの冷戦、ハンガリー動乱など、国家に翻弄される人々を描いた物語。

 報道陣から役作りのポイントを聞かれると「いろんなミュージカルでいろんな女性を演じてますけど、今回は本当に難しい。苦戦している」と安蘭。「最近の作品でやった“大女優”みたいに、思い切り濃い個性や色があるわけではない」と、その理由を説明し「シリアスだけでなくて、もっと面白いとか楽しいとかを考えれば、役自体の喜怒哀楽とかも出せるのかな」と本番に向け、少しずつ手応えを感じている様子を見せた。

 囲み取材にはそのほか、石井一孝、田代万里生、中川晃教も出席。同作品は、東京と大阪で全27回上演される。