1万円台のタンテでも、プラッターやアームの精度が昔とは段違いなんでしょうね。金型製造技術の進歩に万歳三唱。
レコードが売れています。それにともない、レコードプレーヤーの売れ行きもぐんぐんと伸びています。特に安価でスタイリッシュなモデルの販売台数の伸びがすごいみたい。ION AUDIOの箱、レコード店でも量販店でもセレクトショップでも見るようになってきましたし。
おいしい市場が構築されるとなると、ライバルなメーカー&商品が乗り出してくるのは世の常。次はどこのメーカーがくるのかなと思っていたら、まさかのamadana! 高級ライフスタイル家電がお得意なamadanaから、1万6200円のモデルがMakuake経由で登場するようです。
装飾のないモダンなデザインがいまっぽい。トップボードは天然木で、シェルと針が一体型のトーンアーム付き。さらにはアンプとスピーカーも内蔵しているオールインワン仕様です。
PCと接続するためのUSB端子(ADCはたぶん16bit/48kHz)もありますし、フォノイコライザーを内蔵しているようで昨今のオーディオアンプとも直結できます。
ドライブ方式は未公開ですが、このプライスだとベルトドライブかも。
スペック的には既存のオールインワンレコードプレーヤーと同等とみました。ゆえに内蔵アンプ&スピーカーの品質は「備えついていればいいだろう」レベルと考えられます。
そこでご提案。こういった安価なレコードプレーヤーには、PC用のアンプ内蔵スピーカーを組み合わせちゃいましょう。昔々のてんとう虫型プレーヤーと違って、本体そのものの精度はとても高くなっています。ゆえに音声をアナログ出しして、外部スピーカーで鳴らしちゃえば音質も維持できるというわけなんです。
新品を買ってもいいし、昔のデスクトップPCに付属のスピーカーを使ってもいい。BOSEのMedia Mateとか中古相場が5,000円くらいですし、もしかしたらこのプレーヤーとセットで2万円で収まるかも。スケルトンなハーマンカードンのSoundSticksと合わせてもCoolでいいでしょうね。
source: Makuake
(武者良太)