夏の風物詩といえばセミ。さぞかし皆に愛されているのかと思いきや、なかにはあの台所の黒い悪魔Gより嫌いだという人も……。彼らにとって、セミは夏の「終わり」の風物詩だったりするようです。そこで、セミが嫌いだというヒトメボ読者に「セミが嫌いな理由」を聞いてみました。
シソやアロエのイメージ!? RPGに出てくる「やくそう」って、どう使うもの?
●予測不能の動き
「おびえることはない、こいつは初めから死んでいる」(ムスカ)からの、「うわぁ~動いたぁ~~! 生きてます!」ですね。
●Bメロがある
ツクツクボウシでしょうか。筆者は「イッソガシーヨー」って鳴いているように聞こえるので急かされている気持ちになります。どうしてあんな複雑な鳴き方するんですかね?
●おしっこする
飛び立つときに筋肉を使うので押し出されてしまうそうですよ。そんな新人漫画家みたいに言わないでください!
●目立ちたいのか目立ちたくないのか
人間でもカモフラ柄を着て逆に目立っている人いますよね。ただ、アブラゼミのことであれば鳴き声も「ジー……」と地味ですし、そういう意味でははっきり目立ちたくないと体現しているんじゃないでしょうか。
●なぜ玄関にいる?
そこからあのロボット兵のような動きですね。モロっぽくもあります。
●倒すことになんとなく罪悪感を覚える
そもそも殺虫剤がセミに効くのか分かりませんが……。一寸の虫にも五分の魂です。共に生きる未来を描きましょう。
●出て行ってくれない……
セミに限った話ではないような気もしますが、一説によると、セミは長く飛ぶのも方向転換するのも苦手なのだとか。「どこでもいいからとまりたい! 誰かとめて!」という一心なのでしょう。
●非効率だから
ここまでくると、とんだ言いがかりですね。一般的に「土のなかで7年」といわれますが、1~5年で土から出てくるセミが多いそうです。どちらにしても、虫としてはすごく長寿ですし、見方を変えれば効率的な生き方なのではないでしょうか。
●全力過ぎる
こんな、ひと夏に全てをかけた熱い生き方……、筆者はほかに高校球児しか知りません。
セミが地上で生きるのはたった3週間程度だそう。彼らが全力で残した次の命が、地上に出てくるのは何年後になるか分かりませんが……。次に出会うときには少しだけ歩み寄って、共に熱い夏を過ごしてみてはいかがでしょうか。
(ヒトメボ編集部)