8月29&30日と2日間、愛知県・豊田スタジアムで卒業コンサートを行った松井玲奈が、8月31日、SKE48劇場にて最後の公演を開催した。
【写真を見る】松井玲奈は劇場での自分の写真を外し、SKE48としての2588日を走り抜けた!
劇場の5階にある「SKE48 CAFE&SHOP」やSUNSHINE SAKAE周辺には約2000人のファンが集まり、開演前には会場に入ることができなかったファンのために、松井が「SKE48 CAFE &SHOP」でサプライズであいさつを行ってから、午後5時半より卒業公演がスタートした。
「マンゴーNo.2」「手をつなぎながら」など、チームEメンバーと元気なパフォーマンスを披露し、「Glory days」では松井がバックダンサーを務める場面も。また、「雨のピアニスト」でいつもより妖艶に歌い上げる姿も披露した。
アンコールでは、今月発売した松井のセンターでもある曲「前のめり」を熱唱。軌跡映像が流れると、正規チームE全員で「バナナ革命」と「微笑みのポジティブシンキング」をパフォーマンス。
その後、緑色のペンライトで劇場が埋め尽くされ、デビューから今日までの日数がタイトルとなった「2588日」を歌い上げると、リーダーの須田亜香里が「私を含め、玲奈さんの姿を見て、なりたい自分を想像してきたメンバーはたくさんいます。不安も多いけど安心してもらえるようにみんなで頑張るから見守っていてください。玲奈さん、ご卒業おめでとうございます」と手紙を読み上げ、全員で松井の卒業をお祝いした。
松井はラストの曲紹介に入ると、今日初めての涙を見せて「SKE48 として、一番最後にこの曲を歌えることを本当に嬉しく思います。今日(公演に)来れなかったみなさんとメンバーみんなに想いが届けばいいなと思います」と語り、「遠くにいても」をメンバー全員で歌って卒業公演を終了した。
【松井玲奈のコメントは以下の通り】
「最初SKE48は公演の回数も少なくて、その公演のためだけに毎日毎日レッスンをして、週に1回の公演に出ることが人生の何よりの幸せでした。私は公演でみんなの陰に隠れていたんですが、たくさんの方たちが私のことを見つけてくださって、ここまで引っ張り上げてくださりました。それは私だけじゃなくて、他のメンバーも同じだと思います。応援してくださるみなさんが、私を輝やかせてくれるパワーだと思います。私の青春はSKE48だと言えることが私の誇りです。『2588日』の歌詞にもあるように、次の花を咲かせるために準備を始めます。皆さんにまた、大きな花を咲かせるところを見てもらえるように、応援していただけたら嬉しいなと思います。SKE48もまだまだ成長の途中だと思うし、メンバーひとりひとりがこのグループのセンターです。応援してくれる皆さんがいればまだどこまででも前に進めます。これからもSKE48のことをずっと見守って欲しいですし、私のことも、皆さんの中で少しでも見守ってくれたらと思います。次は“かすみ草”じゃなくて、もっともっと大きな花を咲かせることができればと思います。この7年間はすべてが私にとっての宝物です。だから、これから先もがんばっていきます」