ベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネのマンチェスター・C移籍がついに決まった。
ヴォルフスブルクから引き抜くためにシティが支払った移籍金は5500万ポンド(102億4000万円)とも言われている。ラヒーム・スターリングに続き、またもビッグディールを実現させたその資金力はもはや異次元である。
さて、デ・ブライネ移籍が決まる前のことだが、『SportingIntelligence』がこんなリストを公開していた。
1位 アンヘル・ディ・マリア(マンチェスター・U/5970万ポンド=約111億2000万円)
これは、これまでイングランドのクラブが最も高額な移籍金を支払って獲得した選手12人をまとめたもの(デ・ブライネは5400万ポンドとなっている)。
そのうちの半数にあたる6人が、マンチェスター・Cが獲得した選手なのだ。そして、カルロス・テベス以外の5人(デ・ブライネ、スターリング、エリアカン・マンガラ、セルヒオ・アグエロ、フェルナンジーニョ)は現在もクラブに在籍している。
なお、テベスについては2550万ポンド(約47億5000万円)というのが一般的に知られている移籍金のはずだが、『The Times』などによれば、実際はその倍近い4700万ポンド(約87億6000万円)もの金額を捻出したとのこと。テベスに限らず移籍金が公にされていないケースは推定となってしまうのは致し方ないところだろう。
参考までに現在マンチェスター・Cに在籍する5人の移籍金を合計してみた。
デ・ブライネ 5500万ポンド(約102億4000万円)
まさに異次元…サッカーゲームでもこんなお金の使い方はそうそうできないはず。
今シーズンのマンチェスター・Cはアルゼンチン代表DFニコラス・オタメンディも3200万ポンド(約59億6000万円)で獲得しており、チームを率いるマヌエル・ペジェグリーニ監督にはプレッシャーの掛かるシーズンになりそうだ。
(記事提供:Qoly)