jugglyは1日、米グーグルがリリースしたばかりの「Android Wear for iOS」が、従来のスマートウォッチにも対応していることが判明したと伝えています。
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グーグルが提供を開始した「Android Wear for iOS」は、Android WearデバイスとiPhoneとの連携が可能になる専用アプリです(過去記事)。
現状の対応機種は、「LG Watch Urbane」のみで、今後登場する見込みの中国ファーウェイや台湾ASUS、モトローラなどのスマートウォッチで対応機種が追加されていくことが発表されていました。
しかしjugglyによると、ソニーの「SmartWatch 3」のほか、「LG G Watch」や「Moto 360」など、既存のAndroid WearデバイスでもiPhoneとの連携が可能であることが判明したとのことです。
通知モードの切り替えやデータの同期など一部の機能ではAndroidスマートフォンのような連携とまではいかないようですが、基本的な連携機能については正常な動作を確認できたと報告しています。
これらの代表端末で利用が可能であったとなると、ほぼすべてのデバイスでiPhoneとの連携使用ができるようになっているものと予測されます。
なお、先ほどお伝えした通り、現状のAndroid Wear for iOSの公式対応機種はLG Watch Urbaneのみとなっているため、その他の端末での使用は完全な自己責任であることを心に留めておく必要があります。
IFA 2015では、多様なスマートウォッチが続々と発表される予定となっており、デザインが敬遠されがちなこれまでのものとは異なり、従来の腕時計に似せたデザインのものが増えています。
より受け入れやすくなった多種多様なデザインに加え、iPhoneでの使用も可能になったとなれば、今年から来年にかけてはAndroid Wearユーザーが一気に増えることになりそうです。