ISISのサイバーテロリストのトップであるJunaid Hussainをドローンによる空爆で殺害したとオバマ大統領は発表しました。
ISISはハッキングしまくってるぜーなんて言ってたわけですが、アメリカ軍はすぐにその強硬な態度を軍事行動で示したわけですね。
下院国土安全保障委員会の議長であるマイケル・マコール議員は以下のように述べています。
これはISISにとっては深刻な損害であったと共に、サイバー・ジハーディストでありリクルーターでもあった人物に対する迅速な正義の制裁となりました。この攻撃によってテロリスト集団に我々のメッセージは間違いなく届いたでしょう。たとえソーシャルメディア上でも、我々に対し陰謀を企んだ場合は、我々は必ず見つけ出す、ということです。
ISISがアメリカに対し「電子戦争」のスタートを宣言したのがつい三ヶ月前でした。ソーシャルメディアでISISが自信満々に宣言しているハッキングはほとんどが無害なものばかりですが、それに対しアメリカは容赦なく殺人ロボットを送り込んでいます。
アメリカ海軍は兵士たちに、カジュアルなつもりのソーシャルメディアでのつぶやきが、国防にとって重大なリスクとなることがある、として厳重注意を伝えていますが、ツイッターやフェイスブックでのやりとりがこうやって現実に空爆につながっているわけですね...。
source: The Hill
Adam Clark Estes - Gizmodo US[原文]
(塚本 紺)