アニメ製作などを手掛けるIGポートは、グループ会社のプロダククションI.Gがアニメ『フリクリFLCL』の原作権を獲得したことを明らかにした。『フリクリFLCL』は2000年から2001年にかけてプロダククションI.Gとガイナックスが共同制作した。
今回プロダククションI.Gは原作者であるガイナックスから、この原作権の譲渡を受けた。譲渡価格は公表されていない。プロダククションI.Gは、今後、作品の権利を新作アニメのリメイクなどに活用する。往年のヒット作の新作が今後期待できるかもしれない。
『フリクリFLCL』は2000年から、全6話を全6巻でOVAとして発売した。地方都市住む小学5 年生のナオ太は、ある日、謎の女が乗ったべスパに引かれたことをきっかけに普通で生活に巻き込まれる。ナオ太の頭からは角が生え、ロボットが出現。さらに謎の女ことハル子はナオ太の家に家政婦として現れる。奇想天外、ファンタジックなストーリーである。
一方、原作権を獲得したプロダククションI.Gは、「攻殻機動隊」シリーズや『宇宙戦艦ヤマト2199』などで知られるアニメーション制作大手である。かつては劇場映画やSF作品を得意としていたが、いまはオールラウンドで制作をし、ヒット作も多い。
[アニメ!アニメ!ビズ/www.animeanime.bizより転載記事]