イルカ追い込み漁で知られる和歌山県太地町で取材したドキュメンタリー映画「Behind “THE COVE”」(ビハインド・ザ・コーヴ)の監督八木景子さん(48)が31日、同県新宮市内で記者会見し「世界に捕鯨問題を発信したい」と語った。カナダの「モントリオール世界映画祭」に正式出品され、9月4日に現地で上映される予定。

 太地町の追い込み漁を批判的に描き、2010年に米アカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞を受賞した米映画「ザ・コーヴ」への“反論”ともいえる内容。