テレビドラマ「バーン・ノーティス 元スパイの逆襲」のクリエイター、マット・ニックスの新ドラマ「銃弾の副作用」が第1シーズンで終了することが発表された。
同ドラマはテレビドラマ「Terra Nova ~未来創世記」でジム・シャノンを演じたジェイソン・オマラが主演。緊急救命室の医師ジョン・エリソンを演じている。ストーリーは、ジョンがある男の子を助けるためにギャング抗争に首を突っ込んでしまうというもの。「このドラマは、この医師が下した、この判断によってすべてが展開します。人がすることには必ずコンプリケーション(複雑に入り組んだ事態)が起こるというのが番組のコンセプトです」とマットは語っている。コンプリケーションズは医療用語で合併症も意味している。
Deadlineによると、キャストの出演契約は最近になって切れたらしいが、番組側は契約期間を4日間延長し、第2シーズンを製作するかどうかを熟慮したとのこと。その結果、打ち切りという結論に達したそうだ。
一方、更新が決定しているからといって安心していられるわけではないようだ。ケーブル局VH1のテレビドラマ「ハインドサイト(原題) / Hindsight」は3月に第2シーズンの製作が発表されていたが、ここにきてキャンセルされたとEW.comは報じている。
打ち切りについてVH1は、「この番組を愛していて、とても誇りに思っていますが、番組のラインアップが混雑しており、風潮は急速に変化します。ドラマ市場におけるVH1の明確な場所と視聴者数を確保することが重要です。そのため、このシリーズの第2シーズンは製作しないことにしました」と発表している。
このほかには、米FOX局の新ドラマがまたタイトル変更を発表。「フランケンシュタイン(原題) / Frankenstein」から「ザ・フランケンシュタイン・コード(原題) / The Frankenstein Code」に変更された同ドラマは、今度は「ルッキンググラス(原題) / Lookingglass」というタイトルになったと The Hollywood Reporter などは報じている。(澤田理沙)