ありそうでなかったかも。
DIYが趣味の方などは触れる機会も多いかもしれない、レンチやナット。しかしそのサイズの豊富さゆえ、ピッタリ合うものを探すのが一苦労でした。
幅を調整できるモンキーレンチというものもありますが、使い方を間違えるとナットを傷つけてしまい、つかまえにくくなるという欠点も。
そんなレンチ界にもイノベーションを起こすべく、シアトル在住のデザイナーJordan Sterankaさんが考案したのがこちら。ご覧のとおり、サイズを自由に調整できる上に、ナットを完全に包む円形になっているのが特徴です。
カメラのレンズの動きからヒントを得たというこちらのアイデア。奇しくもカメラとレンチの共通用語である「Aperture(口径)」と名付けられました。
1本あれば、たくさんのレンチを持つ必要がないのはもちろん、シンプルでオシャレなデザインは、普段あまり工具に馴染みのない人にも受け入れやすそうです。
まだコンセプト段階ではありますが、発売される日が来るといいですよね。
source: Behance
Chris Mills - Gizmodo US[原文]
(渡邊徹則)