中国ファーウェイは30日(現地時間)、新型スマートウォッチ「Huawei Watch」の発売日を示唆するティザー画像を、公式Twitterアカウントを通じて公開しました。
公開されたティザー画像には(独ベルリンの現地時間で)2015年9月2日という日付が明記されているほか、Huawei Watchの側面部と見られる部分の姿も認められます。なお、その2日後には世界最大規模の家電製品見本市「IFA 2015」が開幕を迎える予定であり、その場では新型スマートフォン「Huawei Mate S」も発表される見通しです。
またPhone Arenaによると、アマゾンストア上にHuawei Watchの出荷予定時期と販売価格に関するデータが “一時的に” 記載されていたことが確認されており、最下位および最上位モデルはそれぞれ349ドル(約4万2000円)と799ドル(約9万7000円)で販売されることが判明したほか、出荷開始日時については9月2日とされていたとのことです。
以下は、Huawei Watchの主なスペック。
OS | Android Wear(※バージョン不詳) |
ディスプレイ | 1.4インチ 400×400 AMOLEDディスプレイ |
液晶保護 | サファイアクリスタル |
SoC | クアルコム 1.2GHz 32-bit クアッドコア Snapdragon 400 |
RAM | 512MB |
ストレージ | 4GB |
ワイヤレス | Bluetooth 4.0 / 4.1 |
センサー | 加速度計 ジャイロスコープ 心拍センサー 気圧計 |
アマゾン上に記載されていたデータには、Huawei Watchが「Android 4.3 Jelly Bean」以降を実装するAndroidスマートフォンであることに加え、新たに「iOS 8.2」以降を実装するiOSデバイスとも連係動作を可能にすることが明記されていたことを、Phone Arenaは伝えています。
既に今年4月の時点で、米グーグルがAndroid WearとiOSとの連携を可能にすることを計画している可能性は指摘されていましたが(過去記事)、ついにHuawei Watchの登場を以てその計画は成就することとなりそうです。
おそらく、今後各社から登場するであろうAndroid Wearデバイスも、Huawei Watchと同様に “iOSと連携可能な最新版のAndroid Wear” が実装されることになるものと思われますが、既に「Apple Watch」という大人気スマートウォッチが有するiOSコミュニティから、どれだけのユーザーを取り込むことができるのでしょうか。
[Twitter via Phone Arena / Huawei]