ブチギレ男が犬振り回し警官攻撃、地元警察「こんなの初めて」と驚く。 | ニコニコニュース

ナリナリドットコム

米カンザス州パークシティーで「不審な男がいる」との通報を受け、警官がパトロールをしていると、子犬を散歩中の男性に出くわした。そこで警官は路上で職務質問。すると、男はひどく敵対的に反発し、散歩させていた犬をリードごと空中で振り回して襲いかかってきたのだ。

グルンとリードを回し、犬を警官にぶつける男の姿は、パトカーの車載カメラと思われる映像(https://www.youtube.com/watch?v=UmGXhC3krFs)に収められているが、地元警察が「犬をけしかけて攻撃することは今まで経験したこともあったが、このように犬を振り回して武器にしてきたこんな例は初めて」と語るほど、それは尋常でない行動だった。

男は警官を攻撃した後、立ち去ろうとしたものの警官も反撃。スタンガンを使用したがそれは思うような効果が出ず、唐辛子スプレーを使用することで逮捕となった。

現在、男は動物虐待などの罪に問われている。犬自体は選択の余地はなかったとして無罪、保護施設に預けられた。男性のもとにまた引き取られる可能性があるようだが、保護施設の人々は「犬の安全が完全に確保されることを望む」と、厳しい態度を取っているという。

地元メディアKSNやニューヨーク・デイリーニュースなどがこの事件を報道すると、ネットでも大きな反響があり、「人間として許せないね」「弱いものへの卑劣な行為だ」「悩ましい」「報道が事実なら人間虐待の結果でもありそう」など、多くは犬を使って攻撃した男への非難、そして警察への横暴をも含めた意見などが寄せられているようだ。