9月28日(月)からスタートする連続テレビ小説「あさが来た」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほかNHK総合ほか)の第1週の試写と記者会見が同局で行われ、出演者の波瑠、玉木宏、鈴木梨央が登壇した。
【写真を見る】ヒロインの幼少期を演じた鈴木梨央との3ショット
同ドラマは、変わりゆく時代の中で家族や夫婦で時代を切り開こうとしたヒロインの姿を描く物語。実業家であり、日本初の女子大創立など教育者でもある広岡浅子さんがヒロインのモデルとなっている。
京都の豪商の次女として生まれたあさ(波瑠)は、親同士が決めたいいなずけとして大阪有数の両替屋の次男・新次郎(玉木宏)と出会う。「お嫁になんかいかへん」と猛反発していたあさだったが、新次郎の人となりに次第に引かれていく。
あさ役の波瑠は「撮影が12週目を迎える中、やっときょうという節目を迎えることができてうれしい」と思いを吐露した。
新次郎役を演じる玉木は「朝ドラで時代劇というのは新鮮ですが、台本には現代劇とは違った面白さがある」とコメント。さらに、「あさのように、さまざまな物事に『なんで?』と感じる人が世の中を変えるのだと思った。1週目から心を動かすようなせりふがたくさんあります」と今作の脚本の面白さを語った。
おてんば娘・あさの幼少期を演じる鈴木は「きれいでおしとやかな方ですが、芝居に入ると、あさになりきっているところがすごいと思った」と同じ役を演じた波瑠の魅力について明かした。
さらに、玉木は「鈴木さんは、台本上で見えなかったあさを感じさせてくれた。波瑠さんは、最初お会いした時よりも、おてんばな部分が見え隠れしてきました。でも芯は通っていて、ちゃんと見せるところは見せている」と2人のあさを称賛した。
また、波瑠は「撮影中に『びっくりポン』だった出来事は?」という作中のせりふを引用した記者からの質問に対し、「今までに経験のない撮影量と、あさというキャラクターのせりふの量を1日の撮り分として考えた時『びっくりポン』でした」と朝ドラのヒロインならではのエピソードを語った。